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PRODUCTS STORE

PRODUCTS STORY

藤居奈菜江 × PRODUCTS STORE
たっぷりな座談会

<今回の参加者>
陶芸家 藤居奈菜江
株式会社ユープロダクツ 代表取締役 平子宗介
グラフィックデザイナー 平子聡子
PRODUCTS STORE店長 長山晶子
インタビュアー・編集者 笹田理恵

岐阜県土岐市で工房を構える藤居奈菜江さん。やさしい人柄が映し出されているような、柔らかな丸みと天然色、練り込みの技法で生み出される土の表情、どの作品にもあたたかさが感じられます。夫である陶芸家・崇心(たかし)さんとともに作陶を続け、ユープロダクツの平子代表とはドラゴンズファン仲間という深い関係性でもあります。

8月から開催している「みずのみさ・藤居奈菜江 2人展」を前に、奈菜江さんの工房で座談会を開催。地元・滋賀で陶芸と出合うまでのストーリーや、今では珍しい「蹴ろくろ」によるものづくり。そして、ドラゴンズの話がとても盛り上がったので野球談議も3章で。奈菜江さんの人柄に触れると、作品をより好きになると確信した座談会でした。

【藤居奈菜江 × PRODUCTS STORE たっぷりな座談会】
01

使うことを、厳密に考え抜かれたものづくり

平子 : 今回はみずのみささんとの2人展ですが、どんな思いで取り組んでいただいていますか。

藤居 : まだお会いしたことないですが「みずのみささんに会ったことは?」「みささんとの二人展をやりたい」と言ってくれる方が今までも何人かいて。それは何故かな、と気になっています。

長山 : 手間のかけ方が似ているんです。お二人の雰囲気と、兄弟の猫を飼っていたり旦那さんがスイーツ好きとか奈菜江さんとみささんに共通するものがあったりもして。

平子 : みささんは、店のスタッフのつながりで知って21年夏に個展をお願いしました。店を介在して作家さん同士がつながるのも面白いですね。

長山 : 店のお客様に奈菜江さんファンは多いです。フォルムや肌触り、細やかな作りに惹かれる女性が多いですね。たとえば、一輪挿しの中に「花留め」がある点。中を覗いて、こんな気配りができるなんて!と驚かれます。作るだけじゃなく、使った後がどうなるかをここまで厳密に考えている方はなかなかいないと思います。

藤居 : 使いやすさばかり追求すると、どうしても似たり寄ったりになるので「自分っぽさ」を出すのは難しいですけどね。

平子 : それを実現できているから、これだけファンがいるんですよね。奈菜江さんと知り合ってから10年ほど経ちますが、お店で常設させてもらい展示できるのはとても感慨深いです。聡子さんは奈菜江さんの名刺やパンフレットもデザインしているから今回のDMは力が入りましたよね。

聡子 : そうですね。奈菜江さんとは以前から仲良くさせていただいていたり、奈菜江さん作品のファンということもあり、今回のDMも絶対にいいものを作りたい!奈菜江さんに喜んでもらいたい!と気合が入りました。

藤居 : ありがとう。すごく評判よかったです。おしゃれなDMしか置かないお店の方からも、これはすごくいいと言ってもらえた。

藤居 : 多治見や土岐で制作する作家でも、この地域での取り扱いは少なかったですよね。「多治見に行ったら買えますか」と聞かれても東京ばかりだった。だから、PRODUCTS STOREができたことで「多治見に来てください」と言えるようになりました。

平子 : 僕らなりの編集になりますが、作り手と接点があるから人柄も分かって、それも紹介しながら販売できるのは我々にとって大きな取り組みですね。

藤居 : あと、多治見は街にお店が点在しているから、お客さんが巡りながら街並みを見て、多治見を感じてもらえるのはいいなと思う。

多治見の中心部は歩いて回るのに、ちょうどいいサイズ感ですよね。

藤居 : そう、それがいいですよね。PRODUCTS STOREも、この地域の地場産業をぎゅっと圧縮したお店。作家さんから量産物まで見られるから産地の幅の広さがすごく分かりやすい。

平子 : 我々は産地商社という立ち位置をルーツに持つので、作家と窯元を分けるのも違和感があるし、どちらのいいところも表現できたらと思う。作っている方のストーリーと、ものの価値観がそれぞれにあるからこそ。

藤居 : 以前、滋賀県の信楽に住んでいた時は、作家と量産の器が一緒に並んでいるお店がいっぱいあったんですけどね。

作り手として感じる、産地としての信楽と美濃の違いってありますか。

藤居 : 特に多治見は意匠研(多治見市陶磁器意匠研究所)でいろいろな地方の人が来るおかげか、すごく風通しが良い。受け入れてくれる年配の人も多くて、外から来た人間でも居心地がいいなと感じます。

【藤居奈菜江 × PRODUCTS STORE たっぷりな座談会】
02

野良猫がきっかけの出会いと、夫婦それぞれの制作風景

長山 : 信楽にはどれくらい住んでいたんですか?

藤居 : 信楽高校に通って、短大で岐阜に。その後に信楽で一年、陶芸作家のアシスタントとして働きました。その時21歳くらいで、10歳上の先輩に「21歳とかで田舎にこもっていたらダメだよ」と言われて。「陶芸はいくつになってもできる仕事だから、いろんな経験した方がいい。日本から出る、違う職業に就くとかして、それでももう1回陶芸をやりたかったら戻ってくるぐらいの方がいいよ」と。そのタイミングで好きな美容師さんがアシスタントを募集していたのもあって美容院で働き始めました。

長山 : 美容師は長く続かなかったですか?

藤居 : 美容師は、お客さんの要望に応える仕事だから、自分がやりたいことをやるのとはちょっと違うなと。「この人、こっちの方が似合うのに」と思いながらも自分の提案を押し切れる強さはない。そういう人間関係や会話疲れもあって私は向いてないと思った。笑

平子 : 何かを表現したいという気持ちは昔からあったんですか?

藤居 : いや、それが全然なくて!

平子 : 陶芸を始めたら芽生えたんですか?

藤居 : 自分でもよく分からない。あまり器用でもなく、美術の成績が良かったわけでもなく、昔から陶芸をしたかったわけでもなかった。

長山 : 元々は、スポーツをされていたんですよね?

藤居 : 信楽高校の前にスポーツ推薦で高校に入学しました。子どもの頃から運動では何をやっても1番だったんです。走っても球技でも、何でも男子に勝つぐらいの体力があって。周りから「スポーツの道に進むんだよね」と当たり前のように思われていて進学した。でも、そのスポーツ系の学校はすごく闘争心が強い人が多くて、私はそれに拒否反応を起こしてしまい「この世界では生きていけない」と思った。結局、その高校は自分で選択したというより周りの空気を読みながら入ったので、自分の好きなものが分からない状態でしたね。

好きな種目や部活の成績が良かったから入学したわけではなかったんですね。

藤居 : なかったですね。バスケやサッカーとか相手選手と交わってするスポーツは苦手で。バレーボールやソフトボールとか、相手と距離があってネット越しなら大丈夫。中学はソフトボール部のピッチャーだったけど、デッドボールしてからストライクゾーンに投げられなくなっちゃった。体は恵まれていたのにメンタルがスポーツに向いていなかった。笑

もの作りが好き、美術が得意なわけではないけれど、新しい道に進むのは大きな決断ですね。

藤居 : お父さんはサラリーマンだけど家具の専門学校に通ったりするデザインに興味のある人で、プロダクトデザイン、工業デザインの学科がある高校を教えてくれました。そこなら高校を辞めて入り直すにもいい学校だよ、と言ってくれて信楽高校に入りました。

長山 : 信楽高校はどんな学校だったんですか?

藤居 : 大学みたいに自由な学校でした。半日は授業があって、昼からは1ヶ月後に提出する課題に向けて、時間を自由に使って制作をする。やりなさいと言われてやるより、自分で調べながら。

自主性を求められますね。

藤居 : そう、みんな個々にマンガを読んだり、遊んだり、お菓子を食べたりするけれど、提出日までに間に合わせることを守ってさえいれば、どんな風に時間を過ごしてもいい。それがすごくよかったかな。そこでは気の合う人ばかりでした。

平子 : 縁あってやきものに出合うわけですけど、やきものじゃなかった可能性もあるんですかね。木工の街に生まれていたら木工をやっていたかもしれない?

藤居 : うん、やっていたかも。岐阜の短大は「塑像(そぞう)」という粘土でオブジェを作る学科でしたし。

長山 : 短大での経験は、今のもの作りに生きていますか?

藤居 : たぶんあると思います。そこで粘土を触ったから、やきものに対するハードルが下がった。陶芸の世界でも、粘土でものを作ったりすることで表現することもあるんだと思えた。

平子 : やきものをやっていく中で、ギャルリももぐさの安藤雅信さんとの出会いは大きいかと思うんですが。

藤居 : だいぶ大きいですね。安藤さんの器に魅せられて多治見に移って、ももぐさには5年半いました。

平子 : 旦那さんである陶芸家の崇心(たかし)さんと出会ったのも、その時期ですか?

藤居 : そうです。茨木伸恵さんや松本寛二さんが入っていた貸し工房・MAVOの作業場に野良猫が来て、その猫をもらってくれないかと相談して引き取ってくれたのが崇心さん。作業場にいる時から私も可愛がっていた猫だったので、それをきっかけに。

平子 : すごい、キーワードは猫ですね。

藤居 : 母は結婚に対して「サラリーマンと結婚して」とか言うタイプだったんですけど、崇さんが猫を飼っていると聞いたら「猫を飼っているならいい人だよね。猫好きに悪い人はいないから」って。犬でも猫でも動物を可愛がる人だったら安心できるって。

夫婦ともに陶芸家だと、ものづくりで影響し合うものでしょうか?

藤居 : お互いがお互いのファン、というのはありますよね。私も崇心さんのファンだし、崇心さんも。

平子 : 作品は「その人そのもの」だから納得するけど、すごいことだと思う。

藤居 : 私は夫のやっていることができないし、夫は私がやっていることはできないから。

夫婦で制作していると窯の譲り合いをするんですか?

藤居 : うん、窯の譲り合いです。でも、夫婦の2人展で納期が間近になると、お互いイライラして窯の取り合いになって、どっちが家事をするかで揉める。ものを作りたいし、家事もしなきゃいけないし。忙しい時期が同じだと、つい。

長山 : 悩みを共有し合ったり、制作を手伝ったりもするんですか?

藤居 : 私は相談しますね。でも、聞くだけ聞いて言うこと聞かない場合もあるし、とりあえず聞いてみた、みたいな。笑 以前は制作を手伝うこともあったけど、今はもうほとんどない。ケンカの原因になるし作業場も別々。同じ部屋でやるのは絶対に無理。

パートナーとしての最大の理解者が、仕事の理解者でもあるのは理想的です。

藤居 : あと、ご飯を食べる時間は二人で合わせていますね。前に「ごはんが別々って寂しいじゃん!」と言われたことがあって。私はそういうことをあまり思わないタイプだから、「そうだよね、ごめん」って。そこから一緒に食べるようになりました。

長山 : どれだけ忙しくてもごはんの時は一旦作業を止めて。

藤居 : そう、手が空いている方がご飯を作って。

平子 : 作陶と夫婦生活をともに長く続けるのは工夫と努力が必要だと思う。

藤居 : だいぶ助けてもらっていますね。

【藤居奈菜江 × PRODUCTS STORE たっぷりな座談会】
03

ラジオと蹴ろくろ、そして野球のはなし

平子 : 先月PRODUCTS STOREで「松本寛二・茨木伸恵 二人展」があって、作家仲間で集まる会が開催されたと聞きました。きっと楽しい会だったろうなと。

藤居 : みんな仕事をしながらラジオを聞いてるって話をして、どの番組がいい?みたいな話ばかりしていたかな。

平子 : ものづくりの話はなかったんですか。

藤居 : 全くしてないね。笑 You Tubeを見ながらろくろは回せるのか?とか。映像はちらちらと見ちゃうから仕事にすごく時間がかかる。ラジオは面白いですね。

奈菜江さんは何のラジオを聞いているんですか?

藤居 : TBSラジオと野球中継かな。

平子 : 野球中継はいいですよね。ラジオは音だけだから情報量が多い。

藤居 : きちんと解説してくれるから分かりやすくて。

平子 : ちなみに、我々のレベルになると野球のラジオを聞いても「映像」で見ていますから。実況解説者の「大きい、大きい~」の言い方で「どうせセンターフライでしょ」と見える。本当に入る時とあおっている時の言い方が違う。

藤居 : 観客の声援でホームランだな、とか。ラジオの野球中継は専門用語を知らないと難しいけど。たとえば「ライナー性の当たりが~」とか、ライナーってなんだ?って、最初は全然分からなかった。

平子 : 楽しそうに話すドラゴンズファンの旦那さんを見ていたから吸収できたんじゃないですか。

藤居 : 最初はうるさかったですよー。でも選手の顔を覚えるようになるとイメージできるようになった。私は選手のバックボーンを見ちゃう。怪我したけどリハビリを頑張って何日ぶりに勝てた……みたいなストーリーにうるっときちゃう。親目線みたいな気持ちはありますね。

平子 : 僕はファン歴が長いので……身内感があるんですよ。笑

藤居 : 平子さんは、ドラゴンズのことを「我々は~」って言っちゃう。ファンっていうよりドラゴンズのチームの人みたい。笑

平子 : 勝手に身内みたいに思っているから目線が厳しくなるんですよ。でも、他人が批評するとすごく腹が立ってしまう。ドラゴンズが負けた次の日の無気力感はなんだろう。この感情の源泉はどこにあるんだと自分でも疑問に思います。

聡子 : 普段は飄々としているのに、そこまで感情を揺さぶられるのは野球だけだよね。負けそうな試合は、リモコンを持ち構えてアウトになった瞬間にテレビを消す。その後の何も見たくないからって。笑

平子 : 負けた試合は1秒でも早く消したいけど、たとえ10点差でも逆転する可能性があるから最後までは見たい。でも負けが決まった瞬間に消す。

藤居 : えー、面白い! 人それぞれですね。崇さんも配球が悪いとか、なんで振らないんだとかずっと怒ってるから「私に言わないで!」って。家庭がピりつきますよね~。笑

平子 : つい野球の話になると止まらなくなる。笑

平子 : 奈菜江さんは作風を確立されていて、世の中からも支持されてファンの方も多くいらっしゃるけれど、もっとこうなっていきたいなどの野望はありますか。

藤居 : 野望は……食器だけではない世界にも行きたい。もうちょっと幅広く、どちらかというとインテリアとか。

平子 : 今後、新しい作り方を模索するかもしれないですね。家具を学んでいたお父さんとコラボも?

藤居 : 実は、昔コラボしたことがあるんです。私がカップを、父親に取っ手を作ってもらったんですけど、どんどん大きくなっていって………ヤンキーのバイクのハンドルみたいに大きくなってしまった。笑

長山 : 主張が強い。笑

藤居 : 最初は小さくて可愛かったんですけど、だんだん楽しくなったみたいで。こういう風に直して、と言っても聞かないので、もういいですって。笑

聡子 : 前から新しいことを始めてみたいと話していましたけど、忙しいからなかなか大変ですよね。

藤居 : 最近は、耐熱の仕事が評判良くて喜んでくださる方が多いので、その制作が忙しいですね。(※1)練り込みの仕事は手間が多くて作るのに時間がかかったり、神経を使うことがすごく多い。そう思うと耐熱の方が作りやすいし、両方あるからリフレッシュできていますね。練り込みだけだと、楽しいけど心がすり減るぐらいしんどい。

平子 : 耐熱の作品も、お客さんの要望を受けて模索して作ったんですよね。そのチャレンジ精神があるから、今のバランスを生んでいると思う。

藤居 : 耐熱の器は、粘土から釉薬、焼く温度まで全て違うのでめんどくさいかなと思いながらやってみたらすごく評判が良かった。

長山 : 蹴ろくろ(※2)も使っているんですよね?

藤居 : 丸い器は全て蹴ろくろで作って、蓋物とかきっちりしたものは電動ろくろの方がキレイにできる。蹴ろくろは体力を使うので、たくさん作るなら使い分けながら臨機応変に。でも、野球中継を聞いていると興奮して足の蹴りがどんどん速くなるから、野球を聞きながらはダメだなって。笑

使用するろくろによっても器の雰囲気が変わるんですね。

藤居 : 同じ形でも電動ろくろと蹴ろくろで作ったものを並べると、伝えていなくてもお客さんは蹴ろくろの方に手を伸ばす。雰囲気が柔らかく見えるのかも。

平子 : 無意識に伝わるものがあるんですね。

藤居 : 陶芸って出来上がってくるものが、その人そのものっぽくなるので、自分のいいところも悪いところも全部出てしまう。毎回反省です。

器に現れる奈菜江さんのいいところと悪いところは?

藤居 : いいところは柔らかい感じ。悪いところは、形が揃ってない。笑

長山 : 使い手は、どちらも「いいところ」と捉えていると思います。

平子 : そうですよね。でも、これでいいと思わない姿勢が長く続ける秘訣なんでしょうね。

藤居 : 展示前は、好きなお酒も気が緩んじゃうので1ヶ月ぐらいは飲まないようにしてる。基本ちょっとだらけてしまう節があって、少しでもその芽を摘まないと一つだらけ始めると、もうダメで。笑

平子 : 隙あらば、だらっとしちゃいますよ。すごくストイック。

藤居 : 会社員は会社に入れば気持ちが切り替わるけど、作家はどこか違う場所へ行くことができないから。この仕事は、プライベートと仕事の切り替えが難しくてみんな苦労してる。

やらなきゃいけないことはあるけど、どうしてもスイッチが入らないみたいな日もありますよね。

藤居 : 粘土は用意してあるけれど、ろくろを挽く気になれなくて夕方までスマホを触ってしまったり。本当は夜型体質で22時すぎが調子いいけど、体を悪くしたくないから朝方に変えようと思っています。明日は早起きするぞって思いながら全然できないけど。笑

今回の展示に向けて、新しく制作しているものはありますか?

藤居 : 今回は家庭で使う食器をメインで作っています。ずっと作っていると、あれもこれもやってみたいと、どんどん作りたいものが増えてきて。でも、それをやると展示に間に合わないんですよね。だから週末ごとに追加分が増えていくと思います。このやり方は作家としてどうなのか……と思っていたけど、この前、パン屋さんに行った時に「パン屋だってオープンはするけど、途中で出来たてのパンを持ってくるし」と思って。

平子 : お互いの距離感が、それを実現させるから。

藤居 : うん、近いから。焼きたてを持っていけますね。

※1 藤居奈菜江さんの耐熱シリーズは、2022年秋からPRODUCTS STOREでも展開予定
※2 足でペダルを蹴ることによって重りが回転し、ろくろが回る構造。(写真参照)

【藤居奈菜江 × PRODUCTS STORE たっぷりな座談会】
04

あの人から見た、陶芸家・藤居奈菜江

グラフィックデザイナー・平子聡子

東京から引っ越してきて、
土地のこと、器のこともよくわかっていない上、
作家さんが多く集う場所で緊張していた私に
優しく声をかけお話してくださったのが奈菜江さんでした

その作品とお人柄のファンになり、
今では奈菜江さんの花器にドライフラワーを飾り、
奈菜江さんの小物入れにのど飴を入れ、
奈菜江さんの飯碗でごはんをいただき
日々、奈菜江さんを感じながら暮らしています笑

プライベートでは
ドラゴンズ会という名のお食事会に招いてもらったり、
夫の崇さんに味噌づくりを教えてもらったり、
奈菜江さん宅からの帰り道はいつも夫婦二人で
「これが本当の豊かさだねぇ」としみじみ話しています

お宅は好きなもの、素敵なもので溢れていて、
奈菜江さんも猫ちゃんたちもいつもとても居心地が良さそう
猫みたいな性格のうちの娘もその空気感に安心するのか
すぐになつき、甘えていました

結婚するまではお料理が苦手だったというその言葉を信じ、
私もいつか奈菜江さんのような素敵な暮らし上手になりたいと
憧れる存在でもあります

いつも変わらず、優しく気にかけてくださりありがとうございます
これからも公私ともに仲良くしていただけるとうれしいです