NEU! × PRODUCTS STORE たっぷりな座談会
<今回の参加者>
NEU! 笠野 雄嗣
株式会社ユープロダクツ 代表取締役 平子 宗介
PRODUCTS STORE店長 長山 晶子
PRODUCTS STORE スタッフ 上田雪江
インタビュアー・編集者 笹田 理恵
撮影 加藤 美岬
<場所>
NEU!(岐阜県多治見市昭和町19)
2025年10月でPRODUCTS STOREは5周年を迎えます。1周年では「私たちが支えられている多治見の店を巡り、つながりを感じてほしい」という思いから「PRODUCTS STOREが多治見をひかえめにジャックする2日間」と掲げてコラボイベントを行いました。
PRODUCTS STORE 1周年イベントレポート
https://news.products-store.jp/products-story/1st-event-report/
5周年を迎えるにあたって、まちの皆さんをより知ってもらうべく1周年の参加店と座談会を行いました。5店舗目は、2013年オープンのカレー店「NEU!(ノイ)」です。お話を伺ったのは、「うねさん」こと笠野雄嗣(ゆうじ)さん。
「多治見の人間交差点」という異名があるほど人が行き交い、まちのハブとなっているノイ。パンとカレーのカフェという業態から始まり、コロナ禍を経てカレー店としてスタイルを変え、現在はインドユニット「チームナンバルワン」としても幅広く活動しています。
うねさんがインドに惹かれた理由。無類の音楽好きで、カルチャーを先取りしていくうねさんならではの視点とスタイル。カレー愛と開業エピソード、ノイ流の働き方などノイファンだけでなく、多治見が気になっている人は必読の座談会です。
音楽に惹かれて、インドへ向かい、カレーに出会う

平子 : ノイさんは飲食店として多治見のハブになっています。さまざまなイベントも開催されて文化度がものすごく高く、コラボレーションのバリエーションが広く、いつもノイさんでしかできない内容になっています。
ノイに来たら必ず誰かがいる。“まちにノイがある”という豊かさについては、新町ビルの座談会でも話題に出ていました。まずは、ノイが出来るまでの成り立ちを聞きたいです。
笠野 : 自分でお店をやりたいとは思っていなくて。ただ、会社勤めが無理でしたね。8年くらい会社勤めで介護の仕事をやっていたんです。介護の仕事はすごく楽しくて、おじいちゃん、おばあちゃんを笑わせるのが面白かった。でも、組織にいる窮屈さがあって抜け出したかった。奥さんとカフェに行くのが好きだったので、カフェをやりたいという話をしていたところがノイのスタートです。
長山 : そうだったんですね。
笠野 : カフェだったら何をやろうと考えた時に、インドに行ってカレーが好きになって作り始めていた頃だったので、カレーいけるんじゃない?みたいな感じでしたね。

平子 : インドに惹かれたのは何故ですか?
笠野 : インド音楽ですね。ビートルズがインド音楽を取り入れたように、僕が好きな音楽のバンドの人たちがみんなサイケに行き着いて、インドがちらほら出てくるんですよ。それでインドに行ってみたい気持ちになって。
カレーよりも、インド音楽への興味が先だったんですね。
笠野 : カレーは全然興味なくて、シタールやタブラを使うインドの古典音楽を聴きに行きたいと思った。あとは『ねこぢる』という漫画を読んでインドに興味を持ったのもある。音楽でもサイケデリックな音楽が好きでヒッピーカルチャーにハマっていた頃だし、とにかくサブカルどっぷりの時期。やっぱりサブカルの行き着く先はインドなんですよ。何か変なものを見たいという興味だけで行った感じですね。初めてのインドでカレーに出会いました。
平子 : カレー目的じゃなかったのは驚きです。
笠野 : 初めて行った後に大阪で第2次のスパイスカレーブームが来ていて、めちゃくちゃ流行っていたんです。その人たちがみんな、音楽が好きなんですよ。バンドやっている人が店主だったりして、お店に行くとめちゃくちゃ自分の感性をバチバチに刺激してくる。内装や置いてある本、店内でかかっている音楽とか感性を刺激するものが大阪のスパイスカレーシーンでした。

そもそも料理に対しては、興味があったんですか?
笠野 : 全然興味なかったです。ほとんどやったことがなかったし、飲食店の経験も高校の頃の白木屋バイトくらい。
平子 : すごい……!
笠野 : カレーは料理としてというよりも、何かを作っている感覚でやっていただけ。料理の知識もほとんどなくて、後からいろいろ勉強をしたけれど続かない。でも、カレー作りは面白いから続けていますね。
平子 : カレーへの情熱は、いまも続いているということですよね。
笠野 : でも、持続するのはなかなか難しい。オープン当初にノイがすごく忙しい時期があって、とにかくいっぱい作らなきゃいけないから、本来楽しんでやっていたものがつまらなくなる時もありました。
長山 : 仕事になってしまうからこそ。

笠野 : インドに行って帰ってくると「よしやるぞ!作りたい !」という気持ちになるけれど、日常に飲まれるとやる気がなくなってしまう。そこから営業時間を減らしたりもしました。自分がやる気が出るかたちを最優先にする生活スタイルでありたい。それが自分の基準です。
平子 : 陶芸作家さんでも好きで作っていたものが商売になり、注文を受けて同じものを作っているうちに「俺がやりたかったのはこれじゃない」と考える人もいます。自分でやりたいことは何なのか。作陶を何故やりたかったのか、と。
笠野 : めっちゃ同じですね。
平子 : 陶芸作家が集まって行う薪窯も原始的なやり方なので、大変だし揺らぎが大きくなる。それもモチベーションを維持する方法だと思う。すごく共通項があります。うねさんは表現したい人ですね。表現が現実と折り合いがついている。
笠野 : やりたくないことは、やれないだけ。皆さんが来てくれるおかげで生活が成り立っていますね。
子どもの頃から変わらない「誰よりも先に」という欲求

ノイは東海地方ではスパイスカレーの店が数店舗しかない頃にオープンしたのも、すごいと思います。特に岐阜では先駆け的存在です。
笠野 : 昔から自分の性格的に先取りしたい気持ちがあって。小学校の頃でも、学校でミニ四駆をいち早く流行らせたんですよ。笑
平子 : 先駆者。笑
笠野 : あとは、ビックリマンチョコとか釣り。
長山 : 釣りも! 笑
笠野 : ミニ四駆を持っている子は全然いなかったから、そこにぶっこむというのが快感だったんです。その感性がずっと残っている。音楽も「こんなの見つけたぜ!やばくない?」みたいなものを持ってくるのが好きなんですよ。その脳の報酬で生きていますね。

オープン当時の2010年代前半に、スパイスカレーが岐阜にもあったら多治見でカレーを始めていないですよね。お店は、多治見じゃなくてもよかったんですか?
笠野 : やっていないと思う。最初は、常滑や名古屋、関でも探していました。すごい偶然が重なって、この場所に辿り着きました。
平子 : ここは、元々はどんな建物だったんですか?
笠野 : ここは美容室と理容室が2店舗が入っている建物でした。僕が介護の仕事をしていた時に、働く施設でとあるおばあちゃんをお世話していたんですよ。僕が「カフェやりたくて場所を探している」と、その人に話した時に「うちは花火がよー見えるし、ええよー」と言っていたので場所を聞きました。その日に奥さんに話をしたら、ちょうどその日、その建物の不動産書類をもらってきていたんですよ。それがいまのノイの物件です。「何これ!これやて !」とビックリして。もうここしかないと決めました。
平子 : すごいエピソード !
笠野 : 半年くらい探したタイミングで決まりました。ずっと空いていたんですけどね。
平子 : 窓から土岐川が広がる最高のロケーション。いい場所なのに空いていたなんて不思議。ノイさんを持っていたんでしょうね。

平子 : 「NEU!」という店名は、どこから来ているんですか?
笠野 : NEU!というドイツのバンドから取りました。店を始める前に、いろんなカフェが見たくてベルリンに行ったらめちゃめちゃかっこよかった。お目当てのカフェはDIYで作っていて、オーガニック料理を出しているのにヒップホップのグラフィティのスプレーペイントが壁に書いてある。ドイツがすごくよかったのもあって、夫婦二人とも好きなドイツのバンド名を付けました。
「NEU!」という名前から察して、オープン当初から音楽好きが引き寄せられていた印象はあります。音楽好きなノイさんだからこその入口にもなっていますよね。
笠野 : 店の名前で来てくれた人たちもいました。最初はレコードやCDを並べて置いていたので、そこに反応してくれる人もいて。
平子 : 文化をつくっていく人は音楽のルーツを必ず持っている。店の立ち上げ当初からお客さんはたくさん来ていたんですか?
笠野 : そうですね。2年くらい工事していたので、いろんな人が気にしてくれていたのはありますね。
長山 : 2年!?
笠野 : ほぼDIYだったので2階の改装から始めて、住めるようになってから店を改装しました。自分でやりたかったんです。内装の仕事をしていたのでやってみようかなと。当時の内装の仕事も嫌だったけれど、ここを作った時にやっておいてよかったと思いましたね。
平子 : 内装業も、介護職での出会いも、いまのノイさんにつながっているんですね。

自分たちの生きやすさを優先する、NEU!らしい働き方

平子 : ノイさんがオープンされて13年目。この5年はコロナ禍もあり、飲食業は大変な時期だったと思います。その反面、店同士の連携なども生まれましたよね。
笠野 : コロナ禍は仲良いお店の人たちとたくさん話して、テイクアウトや店内飲食のスタイルについて考えて、いまのセルフ形式に変えました。それまでも時代の流れやいまの自分たちの気持ちに合わせてマイナーチェンジはやってきましたね。店をガラッと変えて時代に合わせていく。とにかく自分たちの生きやすさを優先して、且つちゃんとお客さんも来るように「これ、面白いんじゃないの?」と考えながらやっている感じです。
ノイは、お客さんの気持ちも離さずに自分たちの好きなことをやっている。バランス感覚が研ぎ澄まされているように感じます。決して、簡単なことじゃないですよね。
笠野 : 何年か前に「ノイさんは勝手にコロコロ変えるし、やりたいようにやってるわ」と思わせてしまおうと腹をくくった。「それしかできない」と認識された方がいい。自分が料理人だとか飲食店やビジネスをやっている意識はあまりなくて、生活が先ですね。自分たちの気持ち、その時の感覚が大事という考え方で続けてきている気がします。
平子 : それがノイさんのコアな魅力になっていると思う。オーナーシップの店の面白さは、オーナーの哲学が店に色濃く反映されている。だからこそ来たくなる。ちなみに、この13年で辞めたいというタイミングもあったんですか?
笠野 : 辞めたいというのはないですね。会社員に戻ったら終わりという感覚もある。この状況の中で自分やお客さんを飽きさせないようにどうやっていくかを考えています。

平子 : 個人的なテーマとしては、多治見のカレー偏差値の高さとカレー屋さん同士のコミュニケーションについて非常に興味があります。そこを掘り下げていくと地域社会の未来のヒントがあるのではないかと。まちの変化の中で、他の飲食店さんから「NEU!さんのオープンさ、受け入れ方に助けられた」という話も聞いています。多治見に新しくできるお店に対しては、どんな見方をしていますか?
笠野 : 何にも考えてないけれど……何やろう、友だちが欲しかったとか?
長山 : ピュア !
平子 : 相手の温度や熱量があったからこそつながれる側面はありますよね。
笠野 : それは絶対ありますね。みんな、おもろいって自分に引っかかる人たちではある。ここに来る陶芸家さんもそうですし、何か興味を惹かれるからつながっている感覚はありますね。
平子 : 皆さん、自分が表現したいものを持っているからこそ。そこへのリスペクトが根底にあるから、いろんなつながり方ができるんだなって。

狭い地域で10万人しか住んでない地方都市でこれだけ飲食店がたくさんあるのも珍しいですよね。それでも、みなさんがお互いを紹介し合えるくらいのリスペクトがあるのはすごいです。
笠野 : ほかの地域で飲食店をやっている人に聞いても全然つながりがなくて、多治見に引っ越したいと言われることもある。例えば、イタリアンやフレンチの同業者はつながりにくいらしい。でも、カレー屋は不思議とつながるんです。遡るとカレー屋が少なかった時代が長かったから情報共有したいじゃないですか。「どうやってやってんの?」と軽く聞いていましたね。
多治見のタネヲマク、美濃加茂のらんびー、ポポダモンという4つのカレー店で活動するインドユニット「チームナンバルワン」も印象的です。
笠野 : ナンバルワンという活動も、4人でやっているからお金にはならないんですよね。でも、ナンバルワンの活動は自分のインドの部分を表現できる場所。ノイはインドに寄せ過ぎず、みんなが好きなカレーという間口を広げている感覚。ナンバルワンはコアな色に向かっている。そういう分け方はありますね。

長山 : うねさんは、休みの日は何しているんですか?
笠野 : 最近はずっと屋台を作っていたかな。ナンバルワンの出店は、毎回新しいことやるから毎週月曜は打合せして試作したり、最近はドーサを焼いたりビリヤニを作ったり、修行みたいな時期ですね。たまにライブ見に行ったりするくらい。
休日でもやりたいと思えるくらいカレーのことが好きなんですね。
笠野 : そうやね、やっぱり楽しい。DIYの屋台を作る感覚と同じ。すごいアドレナリンが出る。カレーに関してはスキルアップしたい気持ちもすごくあるので、そのモチベーションでやっています。
平子 : 自分の研究的側面の満足感と、食べた人を驚かせたい気持ちの両方があると思いますが、どちらに重きがあるんですか?
笠野 : 両方ですけれど、一番は食べた人に喜んでもらいたいですね。
いまの時代に対して、自分がどうカウンターできるのか

平子 : ここからの5年に限らず、うねさんは未来に向けて考えていることはありますか?
笠野 : ビジョン的なものはずっとないんですよ。店舗展開したいとかもなくて。
平子 : 自分が飽きずにモチベーションを保ちながらやっていければいい?
笠野 : 僕は、どうでもいい情報とかをずっと調べるのが好きなんですけれど、いまの時代に対して自分がどうカウンターできるかを常に考えている。ビジョンというよりも、いまの時代に対してどうあるかみたいなことは考えていますね。
カレー以外で何かをやる可能性もありますよね?
笠野 : あります。ノイをめちゃくちゃ縮小するかもしれないし、分からないですね。
平子 : それがまた楽しみでもあります。

いまノイをやっていて一番楽しいことは何ですか?
笠野 : 最近はパートさんと店を切り盛りしているのが楽しい。人と一緒に働くのはずっと無理だと思っていたけれど、やってみたらできた。自分の中では大きい変化ですね。
長山 : いまは、パートさんが何人いるんですか?
笠野 : パートさんは8人くらいです。月に1、2回の人もいます。陶芸作家もいれば、タネヲマクのワカナちゃんもいるし、名古屋から通っている人もいる。うちのイベントによく来てくれていて、いろいろ関わりたいと連絡をくれたり。普通に就職して仕事をしながら休日に来て働きたいという人も4人くらいいます。会社がブラックすぎて息抜きにノイで働きたい人もいますね。
平子 : もちろんお金もありきなんだけど、ノイさんで働くことの価値がお金を超えている。
笠野 : めちゃくちゃありがたいですよ。あとは、いろんな人がいて面白くて新鮮。遅刻しまくって「いま起きました~」とか。
平子 : それすらも面白いのは懐が深すぎる。笑 PRODUCTS STOREスタッフの上田さんはノイさんでも働いています。上田さんの思うノイの魅力は?
上田 : うねさんのカレーを食べたら、その日はずっとラッキーな気持ちになれる。ノイのバイトに入った時も、お客さんが食べている後ろ姿を見て「この人たち、今日はいい1日になりますよ」みたいな気持ちになっています。
長山 : 日常だけど、スペシャル。ノイのカレーを食べたら満たされますよね。

コミュニティのある場をつくりたかったわけではないと思うんですが、ノイには自然発生的に人の渦が出来上がっていました。ノイがなかったら多治見の人たちはこんなにつながってない。ノイに来ると知り合いが増える。ノイが好きな人同士はきっと仲良くなれる感覚は、みなさん持っている気がします。
平子 : ノイさんの発信する感性が響いて、集まる人たちがつながっていくのは必然な気がします。お客さんの幅も広いですよね。
笠野 : うちはお客さんもいろいろでギャルやヤンキー、おじいちゃん・おばあちゃん、カレー好きから興味ない人もいる。それぐらい広い守備範囲でいたいんですよね。インド料理を好きな人だけが楽しめる店にはしたくない。
長山 : まちのシンボルですね。
平子 : 排他的じゃないところがノイさんの魅力です。
多治見の変化や魅力については、どう思いますか?
笠野 : 役者揃いやな~と思う。「なんや、この個性の塊たちは !」みたいな感覚で見ていますよ。みんなが、それぞれの場所で自分のやれることを一生懸命やっている。それぞれの活動の領域も広い。そういう人がどんどん増えて、集まってきているのはすごいですよね。
平子 : 取材のたびに、まちにタレントが揃っていると感じます。いろんなところにアクセスしている人が多いのも面白さだと思う。地域の文化レベルの高さに感銘を受けます。
笠野 : 多治見の文化レベル、やばいっすよ。この5、6年くらいで本当に面白くなったと思う。「かまや」とかができて、一気にグンと上がった気がする。
多治見にノイがあったからと言う人も本当に多い。それぐらいみんなに愛されるお店です。
笠野 : いや~、うれしいですね。

平子 : この先もがんばっていきたいと思っていますが、PRODUCTS STOREに思うことはありますか?
笠野 : 毎回DMがすごい。めちゃくちゃ裏方の労力が見えますよね。
平子 : 以前に「パンクを感じる」と言ってもらったことがあって、それが一番うれしかった。
笠野 : そう、パンクだと思いました。DMって結局は無くなっちゃうものじゃないですか。無くなってしまうものに一生懸命やっている姿とかがすごく好きなんですよね。
平子 : きれいな写真を印刷するだけのDMはデジタルに移行していくので、紙でやる意味や面白さを模索しています。これも僕らとしての逆張り。
笠野 : めちゃくちゃいいと思います。単なる紙媒体へのカウンターじゃないですか。
平子 : そう、それはAIでも一緒だなと。並べるだけの仕事は必要なくなるけれど、もっと本質的な仕事が見えてくる時代だと思う、カウンター精神はすごく大事ですね。
笠野 : どこまでいけるか、ですね。
平子 : ノイさんにDMを置いてもらえるだけでうれしいです。これからも通います。
長山 : みんなで5周年企画の打ち上げをしようと話しています。ぜひその時は参加してくださいね !

タネヲマクとの往復書簡
うねくんはアイデアマン。名前を付けるのが上手。DIYをすごくやり込むし、行動力がある。
カレーは何を作ってもおいしくて、どんなカレーでもNEU!の味になる。
ムードメーカーでひょうきん。わりとポジティブ。人のことを見ているようで見ていない。心が無邪気で中学生みたい。弟のようで頼りになるアニキのような存在。
NEU!が多治見にあるから、いまの多治見があると言っても過言ではない。誰が言ったか、まさに「人間交差点」。NEU!のおかげでみんな仲良く暮らせています。わたしもその内の一人です。